セブンイレブン短縮営業

セブン&アイ・ホールディングスは
3月14日にオーナーの判断で
営業時間を短縮している
「セブンイレブン東大阪南上小坂店」について
営業時間の短縮を理由に
違約金や契約解除を求めないそうだ。

また今月中旬から24時間営業を
短縮する実証実験も始めるんだって。

コンビニといえば24時間開いているのが
当たり前だったけど、
人手不足からいよいよ営業時間の
見直しが進みそう。

私は以前転職して初めて小売業を経験した時、
その勤務時間の長さと休みの少なさには
びっくりした。

一番びっくりしたのは年末年始、
店舗が元旦を除いてオープンしてたから、
本部も大みそかまで営業。
元旦は休みだけど2日と3日はどちらか
交代で出勤だった。

ダイエーからきた副社長とたまに飲みに行くと
「日本はいまだに士農工商だから。」
「全産業で小売業の地位は低い。」
と口にされていたのを思い出す。

私が小さいころは、コンビニなんてなかったから
夜の7時か8時を過ぎるとお店なんか
みんな閉まって買い物なんて出来なかった。
それが当たり前の時代だった。

コンビニが出来て世の中の当たり前が変わった。
24時間お店が開いているのが当たり前になった。

確かに都会は夜活動する人が多いから
便利だろうけど田舎や住宅地にある
コンビニを深夜開けてる必要があるのかと
思ってしまう。

深夜は時給に深夜割増がつくから
お店の人件費も高くなる。
それに比例して昼間に比べて深夜の売り上げが
多いかというとそうではない。

ドラッグストアに勤めているときに感じたが、
競業店が夜遅くまでやっているのに、
自分の店を早く閉めたら昼間のお客を
競業店にとられてしまうのではないかと
思ってしまう。
年末年始の営業するのもそう。
だからみんな長い営業時間にあわせる。

そんなことをずっと続けてきた。
そのうちにお客はそれが当たり前になった。

タクシーでも深夜割増ってあるんだから、
お店でも深夜割増しをとってもいいんじゃない。
深夜営業しているということは
お客からお金をとってもいい。
立派なサービスだ。

便利になっている裏方でそれを支えている人々が
いるということをどうも忘れているような
気がしてならない。

今や小売業は人手不足が深刻であり、
営業が成り立たなくなってきている瀬戸際にある。
セブンも切羽詰まってきて時短の実験を
始めたのだろう。

業界No1のセブンが始めたのだから
他社もセブンの動向をみて遅かれ早かれ
同じような動きになってくるだろう。

この少子高齢化による人手不足は
日本の産業の在り方を嫌でも変えていく。

今まで当たり前だったことを維持することが
難しくなる時代がすぐそこまできいる。

あらためて今回のセブンのニュースで思った。

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